CNS(VPS)稼働マニュアル
以前、海外VPS業者のCNSと契約をしたとお伝えしたのですが、他のブログでCNSに特化した導入マニュアルを発見できませんでしたので、私が導入した時の契約〜セットアップまでの手順を掲載したいと思います。
ただ、かなり、長い導入マニュアルになりそうですので、数回に分けて掲載します。
今回は、契約編です。
1 契約
(1)サービス選択
私が契約したのは、オンライントレーダーズというサービスです。 下図の位置からOnline Tradersを選択します。
(2) サーバ設置場所
次のページでサーバの設置場所を
A 米国西海岸(サンディエゴ)
B 米国東海岸(ニューヨーク)
C ヨーロッパ(イギリス)
の3カ所から選択します。
ニューヨークを選択する場合は、下図のように画面上段の3地点から真ん中を選択します。
(3)基本コース選択
トレーダーズサービスには、大きく分けて2種類のコースがあります。
ア バリューエディション基本プラン
RAM 384MB
回線 1000GB
HD 15GB
バックアップHD 5GB
CPU 2CPU
OS Windows2003R2 or Windows2008R2
イ スタンダードエディション基本プラン
RAM 512MB
回線 1000GB
HD 15GB
バックアップHD 5GB
CPU 4CPU
OS Windows2003R2 or Windows2008R2
また、メモリ等に不足を感じる場合のため、追加料金でメモリやHDの容量を強化することができます。
私自身は、現在、バリューエディションの基本プランのまま使用しています。
メモリ等に不安を感じる場合は、後でオプションを選択することができます。
ここでは、バリュープランを選択したものとします。
下図のUS$30の下にあるEnglishを選びます。
(4)コース詳細選択
ここでコースの詳細を決定します。
ア BilingCycle (課金サイクル)
バリューコースの場合
(ア) 1ヶ月ごとのお支払い $30
(イ) 3ヶ月 〃 $90
(ウ) 半年ごとの 〃 $180
(エ) 1年間ごとの 〃 $300
1年契約だと2ヶ月分お安くなっています。
ちなみに、スタンダードコースだと
(ア) 1ヶ月ごとのお支払い $65
(イ) 3ヶ月 〃 $190
(ウ) 半年ごとの 〃 $390
(エ) 1年間ごとの 〃 $650
となっています。
この後は、バリューコースについてのみ、説明します。
イ Configurable Options (ハード構成のオプション)
(ア) Number of Snapshots
サーバのシステム障害等に備え、ある時点でのソフトウェア構成を保存しておき、どうしても今の状態では、サーバの継続使用が不可能だと判断した際、過去に保存した時点にサーバのソフトウェア構成を戻すことができます。
この保存することをスナップショットといいます。
ここでは、このスナップショットをいくつ保存しておけるかを選択します。
基本は、1つだけですが、 $5をプラスすることで5個まで追加することができます。
(イ) RAM(MB)
メモリ容量の選択です。
基本コースで384MB
以下
512MB プラス $2.56
640MB プラス $5.12
768MB プラス $7.68
896MB プラス $10.24
1GB プラス $12.80
となっています。
(ウ)DISK(HB) (ハードディスク容量)
基本 15GBです。
おそろく、MT4を使用する方で、この項目の増設を必要とされる方はいないかと思います。
1GB増設するごとに$1が加算され、30GBまで選択することができます。
(エ)Two-factor Authentication (二要素認証)
私自身はこの項目を選択しませんでしたので、詳細がわからないのですが、ワンタイムパスワード等を利用し、本人確認を確実なものとする場合に選択をするものと思われます。(違っていたらごめんんさい。)
(オ)WIC (リモート接続方法)
自分のPCからVPS環境に接続をする場合、通常は、windowsに標準搭載されているリモートデスクトップ機能を利用します。
そのため、この項目では、Do not install WIC を選択して構いません。
他の選択肢として、Ultra WIC や Real WIC が用意されています。
Ultra WIC や Real WIC とは、自分のPCから他のPCへリモート接続をするソフトの名称です。
私もこのソフトをインターネットで検索・ダウンロードして利用してみましたが、Windows標準のリモートデスクトップと較べて特に便利だと感じる点はありませんでした。
ウ Addons (ソフトの追加オプション)
OUTLOOK2010を有料で追加することができます。(月額$6が必要です。)
エ Additional Required Information (必要な追加情報)
(ア) OS
以下の3種類のOSが選択可能です。
私のおすすめは、2008R2です。
A Windows2003 x86 エンタープライズエディション R2
B Windows2003 x64 エンタープライズエディション R2
C Windows2008 エンタープライズエディション R2
(イ) Language (言語)
Windowsサーバの言語を英語バージョン(English)と多国語バージョン(MUI)から選択できます。
ここでは、MUIを選択しておきます。
(ウ) Datacenter
ここでもう一度、サーバの設置場所を選択します。
A SDCA (米国西海岸 サンディエゴ)
B NYC (米国東海岸 ニューヨーク)
C NK (ヨーロッパ イギリス)
ご自分の海外FX口座のサーバ設置場所にもっとも近いサーバ設置場所を選択して下さい。
最後に画面下部の [ Update Cart ]をクリックします。
(5) 契約内容確認
最後に契約する内容の確認画面がでてきます。
Promotional Codeの欄に空欄がありますが、ここは気にしなくて結構です。
これでひとまず、お買い物が終了しますので、[ Checkout ]を選択します。
(6)契約者情報等入力
ア Your Details Already Registerder?
まだ、CNSに個人情報の登録をしていませんので、First Name から Please Choose a security question までの情報を入力します。
State/Region には、都道府県名 を 東京ならTokyo - to などと書けばよいようです。
イ Payment Method (お支払い方法)
料金の支払い方法として、クレジットカード、銀行送金、Paypal、Moneybookers、Liberty Reserve、Google Checkout、Mail In Payment が選択できるようになっています。
一般的な支払い方法としては、クレジットカードもしくは、Paypalになるかと思います。
クレジットカードを選択した場合は、その下の欄の項目も入力が必要です。
私自身は、Paypalで支払いを済ませています。
クレジットカードの場合、Expiry dae(開始年)とIssue Number(発行番号)の入力欄があります。
この欄は、海外のクレジットカードの場合、入力が必要となるようです。
通常は、空欄のままでも次のページへと行けるはずですが(私自身未確認です)、もし、行けないようならば、Paypal等の手段を考えてみて下さい。
最後、ページ下段の同意するにチェックをいれ[ Complete Order ]をクリックします。
次のページでPaypal等のページでの認証が完了すると契約が完了したこととなります。
(7) 契約完了後
その後、CNSから契約完了や支払い完了等のメールが何通か届きます。
契約完了後、CNS側でVPSのセットアップ作業が必要となるため、実際にVPSを利用できるようになるまで、平日で最大24時間待たなければなりません。
この後、自分がVPSを利用しやすいよう、カスタマイズをする必要があります。
カスタマイズ編については次回、掲載します。