CK_Speedインジケータの詳細解説
2011年06月19日 19:23
| インジケータ(A〜D)
一つ前の記事で、GG-RSI-CCI の解説記事を書きましたので、調子に乗って、もう一つ、同じようなネタをアップしておきます。
私が以前紹介した、ボラティリティを計測するフィルターインジケータ CK_Speedの細かい内容を説明します。
このCK_Speedでは、ATR と STDDEV という二つの指標を併用し、だましの排除を行い、価格変動の大きさを3段階表示します。
計算方法は次のようになっています。
1 ATR
ア 20期間ATR を計算します。
イ 次に20期間ATR のローソク足ごとの各数値を、RSIの計算方法に従って計算し、0〜100の間の数値で表現されるようRSI 化します。
その結果をグラフ化したものが以下の図です。
上が元の20期間ATR、下がATRをRSI化したものです。
2 STDDEV
最初に、STDDEVとは、標準偏差のことです。
つまりボリンジャーバンドそのものと思っていただいて結構です。
ア まず、20期間標準偏差を計算します。
イ 次に20期間標準偏差 のローソク足ごとの各数値を、RSIの計算方法に従って計算し、0〜100の間の数値で表現されるようRSI 化します。
その結果をグラフ化したものが以下の図です。
3 ATR をRSI化したものと 標準偏差 をRSI 化したものとの比較
ア 上記1と2の計算結果から、ATR と 標準偏差 の両方がパラメータで設定した数値 (初期値は50) 以上であれば、価格変動が大。
イ 片方だけが50以上であれば、価格変動が中。
ウ 両方とも50未満だと価格変動が小 と判定しています。
CK_Speedとあわせると次図のようになります。
ATRと標準偏差は、ATRバンドやボリンジャーバンドでもわかるとおり、価格変動の大きさを測定する指標です。
2つの合わせ技になっているわけですから、価格変動の大きさを知るにはうってつけのフィルターバーだと思います。
ただし、このフィルターバーでは、方向性が全くわかりません。
値動きが大きければ、当然ながら、反対方向への跳ね返りも大きくなる可能性があります。
急激な価格の反転で痛い目にあわないよう、他のインジケータとあわせて有効活用して下さい。
以下に説明に使用したインジケータをアップしておきます。
自分で挙動を確認したいという方は、ご自由にダウンロードして下さい。
また、使い道があるかどうかわかりませんが、とりあえず、ATRとSTDDEVをRSI化ではなく、移動平均化したインジケータもあわせて作成しました。
初期パラメータでは、20期間のATRの数値で8期間移動平均と14期間移動平均を求めています。
一番上が通常のATR、中段がATRの移動平均化、下がSTDを移動平均化したものです。
こちらは、ATR等の期間を若干、短めに設定すれば、ATR等をスムージングしたものとして、
また、CK_Speedだけではわかりにくい、ATR等がピークを過ぎたのかどうかの確認などにも使えるかもしれません。
A ATRをRSI 化したものはこちら → fATR_RSI.mq4
B STDDEVをRSI 化したものはこちら → fSTD_RSI.mq4
C CK_Speed はこちら → CK_Speed.mq4
D ATRを移動平均化したものはこちら → f_ATRonArray.mq4
E STDDEVを
移動平均化したものはこちら → f_STDonArray.mq4
私が以前紹介した、ボラティリティを計測するフィルターインジケータ CK_Speedの細かい内容を説明します。
このCK_Speedでは、ATR と STDDEV という二つの指標を併用し、だましの排除を行い、価格変動の大きさを3段階表示します。
計算方法は次のようになっています。
1 ATR
ア 20期間ATR を計算します。
イ 次に20期間ATR のローソク足ごとの各数値を、RSIの計算方法に従って計算し、0〜100の間の数値で表現されるようRSI 化します。
その結果をグラフ化したものが以下の図です。
上が元の20期間ATR、下がATRをRSI化したものです。
2 STDDEV
最初に、STDDEVとは、標準偏差のことです。
つまりボリンジャーバンドそのものと思っていただいて結構です。
ア まず、20期間標準偏差を計算します。
イ 次に20期間標準偏差 のローソク足ごとの各数値を、RSIの計算方法に従って計算し、0〜100の間の数値で表現されるようRSI 化します。
その結果をグラフ化したものが以下の図です。
3 ATR をRSI化したものと 標準偏差 をRSI 化したものとの比較
ア 上記1と2の計算結果から、ATR と 標準偏差 の両方がパラメータで設定した数値 (初期値は50) 以上であれば、価格変動が大。
イ 片方だけが50以上であれば、価格変動が中。
ウ 両方とも50未満だと価格変動が小 と判定しています。
CK_Speedとあわせると次図のようになります。
ATRと標準偏差は、ATRバンドやボリンジャーバンドでもわかるとおり、価格変動の大きさを測定する指標です。
2つの合わせ技になっているわけですから、価格変動の大きさを知るにはうってつけのフィルターバーだと思います。
ただし、このフィルターバーでは、方向性が全くわかりません。
値動きが大きければ、当然ながら、反対方向への跳ね返りも大きくなる可能性があります。
急激な価格の反転で痛い目にあわないよう、他のインジケータとあわせて有効活用して下さい。
以下に説明に使用したインジケータをアップしておきます。
自分で挙動を確認したいという方は、ご自由にダウンロードして下さい。
また、使い道があるかどうかわかりませんが、とりあえず、ATRとSTDDEVをRSI化ではなく、移動平均化したインジケータもあわせて作成しました。
初期パラメータでは、20期間のATRの数値で8期間移動平均と14期間移動平均を求めています。
一番上が通常のATR、中段がATRの移動平均化、下がSTDを移動平均化したものです。
こちらは、ATR等の期間を若干、短めに設定すれば、ATR等をスムージングしたものとして、
また、CK_Speedだけではわかりにくい、ATR等がピークを過ぎたのかどうかの確認などにも使えるかもしれません。
A ATRをRSI 化したものはこちら → fATR_RSI.mq4
B STDDEVをRSI 化したものはこちら → fSTD_RSI.mq4
C CK_Speed はこちら → CK_Speed.mq4
D ATRを移動平均化したものはこちら → f_ATRonArray.mq4
E STDDEVを
移動平均化したものはこちら → f_STDonArray.mq4
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